業務内容

SAIKOは鉄塔基礎工事の専門業者です

鉄塔には電線の重量だけでなく、鉄塔本体の重さや風圧、また雪の多い地域では着雪荷重などのさまざまな重さによる影響が出てしまいます。
また、それに加えて台風や地震などの自然災害も考慮しなければなりません。

こういった影響のせいで鉄塔が倒れないようにするためには、それを支える強固な基礎が必要です。

SAIKOが行っているのは、こうした鉄塔の基礎部分の工事です。
急峻な山肌に建てられる大型の鉄塔の基礎になると、杭の長さが数十メートルになることも。

このページでは、鉄塔基礎工事がどういった工程をご紹介します。求人への応募をお考えの方にとってはイメージが湧きやすいと思いますので、ぜひご覧ください。

鉄塔基礎工事を簡単に説明すると、穴を掘って基礎を埋め、再び穴を塞ぐというイメージ。
まずは地面を掘削し、大きな穴を作るところからです。

掘削は「掘削機」と呼ばれる機械と手堀りを併用しながら進めていきます。
掘りすぎないように深さを確認しながら作業を進めていくのがポイント。深礎基礎は数十メートルになるケースもあり、そういった場合は坑内に小型掘削機を設置して対処することもあります。

掘削穴が崩壊するのを防ぐための、「土留材」と呼ばれる型のようなものを穴の中にはめ込んだら、掘削完了です。
そして次は基礎となる部材の据付に入ります。

基礎と鉄塔部分を連結する「いかり材」と呼ばれる部材を底面に据え付け、鉄筋を配筋していきます。
この段階では、まだ骨組といった感じの見た目です。

基礎を固めるためにコンクリートを打設します。

この工程で一つ問題になるのが、コンクリートミキサー車。
山岳地などでの工事の場合、コンクリートミキサー車が鉄塔付近まで近づけないという状況も起こり得ます。
そういった時は、ゴンドラリフトなどの索道やモノレール、ヘリコプターといった空中での輸送を活用してコンクリートを運びます。

コンクリートが無事に固まったら、掘削した時の土を埋め戻し、締め固めていきます。
その後、整地して植生などを施せば基礎の完成です。

管路工事も行っています

SAIKOは、配線などを地中に埋める管路工事も対応しています。
管路工事は、管の中にケーブルを通し、それを地面に埋める工法。
鉄塔に繋がるケーブルの地中埋設も併せて対応できるのが、SAIKOの強みです。